
大久保 長安が出てくる小説を読んでみよう! と思って、
長安が付家老をつとめた、家康の六男・松平 忠輝の話をよんでみた。
忠輝は生まれてすぐに家康に捨てられた「捨て子」であった。
その理由が「肌色が黒く、異様にでかい目玉で恐ろしい顔」だったからという、ひどい話ですね...
鬼ッ子と呼ばれた忠輝。
表紙のイラストも...ブサイク...
なんですが、文章読んでるとカッコイイ!!
というか可愛いんですよ~!!
以下↓ 私的イメージ...;
(小説より)
舟に引き上げられたのは赤フンドシの少年である。
したたる水に体を光らせながら、武者ぶるうように顔を拭った。
その顔を見ると、異様な大目玉と口の大きさに人々はまたびっくりした。
(凄え顔じゃわ)
「若、こんな時季になんということをなされます。」
と褌の若者の体を拭いにかかり、着物を着せかけた。
その間忠輝は無言で赤褌をはずし、着物を着ると、そのまま人だかりを分けて歩き出した。
その素早いこと、それに悪びれもせず、悠々と引き上げていく。
その得体の知れない小気味よさに、人々は呆気にとられるどころか見惚れてしまった。
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